今日、メルマガ記念すべき第30号発行します

三か月に一度のメルマガ祭り。

いつもは待たせた分の月数出すんですがめずらく二通目で30号なのでここをキリにします。

でも続く。来月もひとつ出せるよう原稿作っておきます。

月1で出せるよう努力しますね。でも三通もつくれないので一項目ずつになります。

はやく大判の本に移りたいんですがちまちましてます。

 

スキンもいいのに変えたいなぁ。

 

旅に出てスキン探しますねー。

| ぐっどもーにんぐ | 08:02 | comments(0) | - |

しっかりスピリチュアルにはまってる

前回の見てやばすぎと思ってあわてて消した愚かな私。

 

いまや、しっかりスピリチュアルに片足突っ込んでます。

 

でもアメブロっていろんな人いるから怖いったら怖い。

 

差別されたし。

 

前は競馬から来た人いた。

 

What?

 

まぁ。今は審査ゆるめに更新いいねゆるめ。

 

閲覧ある時はあるしないときはない。

 

ので最近フォローしてて更新が届かなくなった人はすぴに恐れをなしたなと判断して削除。

確かに危ないわなー。

 

私ったら体験モニターでしっかりハイヤーセルフさんとお会いしたからな。

これは経験しないとわからん。

 

今日もセッションがあります。

こちらはコーチングなのでやや実践よりかな。

 

でも最近心理状態が悪い。

人が信じられなくなったり、急に苦しくなったり。

紙に書いたらすっきりしたけど。

 

フォーカシングのサイトも20までメルマガ載せたのでよろしくおねがいします。

こちらはばりばり実践派。スピリチュアルののすぴも入ってないです。

 

そこは分けてる。

 

やっぱり研究者肌。

コーチングつづけたほうがいいのかな?

瞑想誘導聞けば楽になりそうだけど。

 

お金が・・・。

 

よく話し合おう。

 

 

| おふ | 07:16 | comments(0) | - |

お久しぶりすぎます。

最近夜になると死にたくなります。

昼間はなにかとしてるのでいいのですが夜になると何をしていいかわからず誰かに頼りたくなります。

ここ一か月ほど面接の用意をしていてばたばたでした。

結局落ちてとらぬ狸の皮算用でした。

そのショックもあって夜は特に落ち込みました。

 

メルマガも一か月放置。

やっと今日二か月分できました。

待っていてくれた方すみません。

 

時間作ってしますね。とはいいつつ土曜日も訓練。

今月は休みがほぼなし。

出かけるのもあるしカウンセリングも通院もある。

こうしてゴールデンウィークの空いた時間にやってくるのがやっと。

おでかけもしたいができない。

博物館行きたいよー。

明日までなんですよね。

特別展。

日本画が見たい。

でも明日は父の誕生日祝いに出かける。

いけない。

昨日は広隆寺の念願の弥勒菩薩をみて感動しました。

どこぞの誰かが抱き着いて小指を折られた弥勒様。

ずーっと見ていたかったです。

仏像やっぱり好き。

 

写仏しようかな。

 

暗くなるので困ってます。

書いても無心になれず。

 

夜になると死にたくなると先輩に言ったら困ると言われました。

正直なリアクションでありがたかったです。

悲しいからやめてとか言われても心に響かない。

どうせすぐ忘れるでしょって思う。

逆に死んだら仕事が困るからと言われた方が実感わきます。

訓練だけどほぼ職員並みの仕事してるので。

私よりも先輩が大変。

フォロー入れられるときはいれます。

ので面接も落ちてくれて助かったと言われたぐらいです。

それだけ訓練は忙しい。

古株の二人なので。

なんか芯を持って寺回りたい。

一つのところだけじゃなく。

かわいい、きれいだから朱印ほしいではなく行きたいから参るというのがほしい。

霊場も回ってなくいった先でもらえるところでもらってるので。

なにか芯がほしい。

 

目標が明確でない。なんにしろ。

面談申し込んでますが職業の適職をもう一回調べなおさないといけないみたい。

昔は事務と研究者の二つだったけど接客も入ってくるかも。

売る楽しみもあるし。

リストアップして売れるとやっぱり嬉しい。

感性が鈍ってないと思うから。

ディスプレイして売れるかなと置いた場所のものが売れるとやっぱり嬉しい。

 

データー入力はなれてるけどいろいろな職種に興味あり。

つぶしのきく人間になりたいな。

とりあえずは英語ももっとできるようにしないと。

店柄観光客が多く英語ができないと接客できない時が多くなってます。

単語で乗り越えてるけどTOIECで受けるかどうかはわからないけど受験勉強しようかな。

 

本はあるのでリスニングを強化したい。

接客英語ってあるのかな?

ここのところの大掃除で和英を見つけたけど。

小さくて薄いので訓練のボックスに入れておきます。

 

なんだか暗かったけどいろいろしてそろそろタロットいじって寝ようかな。

 

明日の対策練らないと母とぶつかる。

調べないと。

服もどうしようかなぁ。

 

まずは夜食からか。

おなかすいた。

これがあるうちは落ち込まなくて済みそう。

 

 

メルマガ不定期になる時もありますがバックナンバー公開してるので見て入っていただけたら嬉しいな。

メーリングはいらないけど。

 

フォーカシング勉強共にしましょう。

| - | 22:16 | comments(0) | - |

ヘブン・ロード〜ブルーローズ2〜 第六話 恋してます

 

 

「おお? 今日は綺麗な格好じゃん。どこ行くのかな〜」

 ルリが突っ込む。

「ないしょ」

 誰もがとりこになる微笑を浮かべるとセアラは部屋を出た。そのとたん人とぶつかった。

「ちょっと、前見て歩きなさいよ・・・ってぽんぽんセアラじゃない」

 後半部分を挑戦的に言ったのはモトコ・モーガンだった。くるくるした巻き毛が年をさらに若く見せていた。いらだたしく髪の毛をはらう。

「ぽんぽん・・・って」

「そのとおりじゃない。いつもぽんぽんとんでみんなに迷惑かけているのはあなたよ。ルーク教官もはやくあなたをパイロットコースからはずしたらいいのにね」

「ねぇ。モトコ。どうして私をそんなにライバル視するの? パイロットコースで落ちこぼれの私なら別にライバル視する必要はないんじゃない?」

 穏やかに言うセアラと反対にモトコはさらにいらだった。

「そういうところが嫌いなの!!」

 そう言ってモトコは走り去っていった。

 

 公園に行くとコールが待っていた。いつもここで待ちあわせる。日々のなにもかもがきらめいていた。冷静なセアラは舞い上がらないようにしていたがいつしか自然と舞い上がっていた。舞い上がって饒舌になるセアラをコールはにこにこと穏やかな笑顔で聞いていたのだった。

 今日は喫茶店へと出向く。

 今日のセアラはモトコのことを話した。コールは静かに聴いていたがやがて口を開いた。

「きっと自分だけが特別扱いだと思っていたんじゃないかな? そこへ18歳のセアラが来た。広い世界を見たんだよ。18でも軍人になれる世界なんだって。でもまだ自分のテリトリーから抜け出せない。その苛立ちがあるんだよ。で、最近のパイロットコースはどうだい?」

「ぜんぜんだめ」

 言うなりセアラは両手を挙げた。

 定位置に定まって止まるところまではマスターしたが前に行くとものすごいスピードで飛んでいってしまう。障害物を避けて通る講義もこれまた最悪だった。ごんごんぶつかって毎回、レーザー反射鏡磨きの厳罰を受けていた。

「もう。お仕置きされても動じないぐらいになっちゃったわ」

 はぁ、とため息をついてセアラは言う。

 ははは、とコールが笑う。

「それぐらい、肝が据わっているほうがいいんだよ」

「私、パイロットコースはだめかも・・・」

 セアラは弱気な発言をほんの少しもらす。ルリたちには強情をはっているがコールのまでは何もかも素直になれた。セアラ自身素直なたちだから信頼を置いているコールには何でも話せた。

「何を言うんだよ。星を見たいんだろう? それならあきらめるべきじゃないよ」

 コールが強く励ます。最近、コールには世話になってばかりだ。穴に入って出てこれないようになったらいいとも思ったがあいにくそんな穴はどこにもなかった。

「そうね・・・」

 セアラはそう言ってレモンソーダーのストローに口を付けた。

 

「ステュアート! 厳罰に処す。レンズ磨きをしてろ。いったいいつになったらマスターできるんだ? 今度もお前のおかげで半分もこなせなかったのはわかるだろう? 自分の身の処しかたをそろそろ考えるように」

 その言葉にセアラはうなだれていた顔を反射的に上げた。

「それはコースを変えろってことですか?」

「それは自分で決めることだ。シュミレーションでできても実際にできなければ意味がない。気合を入れなおすんだな」

「はい」

 ケイティたちはその様子を遠巻きに見ていた。ルークが去るとセアラの周りにいっせいに集まる。

「またレンズ磨き? どうして実習になるとだめなの?」

「それは・・・わからないわ・・・」

 少し沈んだ声でセアラは答える。

「今日は公園いけないかも・・・」

 沈んだままセアラはまた掃除道具が詰まっている格納庫に足を運んだ。

 

「セアラ・・・来ないかと思ったよ」

 公園でコールが振り向いていった。

「約束だもの。いつでも来るわ」

 ややまだ先ほどの厳罰のショックを引きずりながらセアラは答える。

「また実習で怒られたんだね。セアラはなぜパイロットにこだわるんだい? 星ならなんの職業でも見れるじゃないか。そりゃあきらめるなとは言ったけれど、そんなにぼろぼろになってまでなるものかな?」

 コールの問いにセアラはまっすぐ答える。

「自分の目で見て自分の手で宇宙をつかみたいの。パイロットになれば宇宙でひとりきりになるけれどその景色は私だけのもの。それがしたかったの・・・。でも今日。教官にコース変更を促されたわ」

 セアラ、とコールは名前を呼ぶ。

「もしかして情報を全部見ようとしてないかい? 感覚をもっと信じていくといいよ。それこそセアラが感じたい宇宙を感じるんだよ。データなんて所詮ゼロとイチの羅列なんだから」

 コールがそういうとセアラはぱっと顔を明るくした。

「感じる。そんなこと考えたことなかった。でもデーターを見てばかりじゃ見えるものも見えないわね。ありがとうコール! 私、きっとパイロットになるわ。明日から二泊三日の宇宙航行実習なの。ここにはこれないけれど待っていてね」

 そう言ってセアラはコールのほほにそっとキスをする。

 真っ赤になったコールはうれしそうに白い歯を見せた。

「その宇宙航行だけど・・・僕も行くんだ」

 え?

 セアラは驚く。

「ボクはパイロットデモンストレーションのメンバーに選ばれたんだよ。これで明日からも一緒だね」

「まぁ。すごいわ。コール。すごく優秀なパイロットだったのね。隠しているなんてひどいわ」

 ほんの少しほほを膨らませたセアラのほほをコールはつついく。

「人間風船なんかにならないでボクのいとしいセアラとしてここにいてよ」

「わかったわ。今日はここで一緒にお日様を見てましょう」

「そうだね。明日からが楽しみだ」

 ええ、とセアラは答えたのだった。

 

セアラたちパイロットコースを含めあらゆるコースのものたちが宇宙艦シェル号に乗り込んだ。これからワープ航行の体験をしてそこでパイロットのデモンストレーションを見るのだ。

 ブリッジには成績優秀なものだけが呼び込まれた。セアラは実習はだめだがそのほかでは優秀なのでルークが不本意ながらメンバーに加えていた。もちろん、モトコ・モーガンは実力で入っている。セアラはブリッジでにらみつけられる二つの視線を受けながらも堂々と立っていた。社交界で身に着けた鉄壁の理性だ。どんな悪意にもセアラは対処できるように教育されていた。社交界は政治の舞台でもある。どんな悪事をみても動じないようにシンディによって徹底的に育てられていた。凛とした姿で立っているセアラを見てルークはさすがは社交界の華だな、と思っていた。その華が荒くれの中に入ってくるとは・・・。守ってやりたい・・・そんな想いが湧き上がってルークは自分自身が驚いた。セアラは一介の生徒だ。単なる生徒。これ以上の感情を持ってはいけない。ルークは生徒たちに声をかけた。

「これからワープ航行に入る。各自席について安全ベルトをしめておくように」

 ブリッジにある宇宙を映し出していた画面にパネルが降りてくる。クルーたちがワープ航行の準備を始める。ルークが今回は艦長となる。ルークは艦長椅子に座ってワープに備えた。

「ワープ航行まであと30秒・・・20秒・・・10秒・・・987654321!」

 クルーがカウントをすると体がぶれる感覚が襲ってきた。セアラにとってはなじみのある感覚だ。

「行き先のアンジェラ港まで時間はたっぷりある。その間に課題をこなしておくように」

 ワープ航行が安全圏に入ったところでルークは生徒たちを振り返っていった。

 ええ〜!と 不満の声が上がる。

「これは遊びではない。実習だ。君たちは特に選ばれた学生たちだ。それなりのことはしてもらうつもりだ。不満があればメンバーからはずしてもいい」

 ルークのひときわ冷たい声で一斉に生徒たちの不満の声は止まった。

「よし。各自自由行動せよ」

 がたがたと生徒たちが移動する。セアラも移動しようとしたときモトコがすれ違った。

「せいぜい、シュミレーションをするのね」

 むっとしたセアラだったが、ずばりといわれてしまったのでぐっとこらえた。そして課題をこなすべくシュミレーションルームに向った。たいていのクラスの生徒たちは課題はレポートなどであったがセアラの場合は特別にシュミレーションの特訓が待っていた。いつまでも足を引っ張っていてはいけない。セアラはシュミレーションルームに駆け込んだ。

 そこに待っていたのはコールだった。

 セアラは驚いて鉄壁の冷静心も吹き飛んでしまう。

「これからボクが君の教官だよ」

 にこやかに言われてもセアラは驚くばかりだ。

「ルーク教官は知っているの? 私とあなたの関係を・・・」

 いや、とルークは首を振る。

「知らないで決まったらしい。ルーク教官はその辺の方はうといからね」

 コールの言い方にセアラはプッと噴出す。

「そうそう。リラックスして。これからシュミレーションをはじめるよ」

 ええ、といってセアラは席に着いた。

 

 

| ヘブン・ロード | 21:45 | comments(0) | - |

寝れなくてつい掲載

ヘブン・ロード第五話暇なんで載せました。

さっきは暗すぎて申し訳なかったです。

 

今西野カナさんの曲聞いてあげてます。

ヘブンロードも結構過酷なんですよね。

これはステルヴィア似です。

影響うけまくり。

ラストは違いますがね。

2が見たい。

でもDVDもない。歌だけがカラオケボックスにある。

 

春アニメ待ってます。

そろそろ調べ時でしょうか。

今少しずつDVDに落としてるところです。

まだブルーレイじゃない。

古い。大量のDVDどうしましょ。

新しいパソコン買っても使えるのかしら。

USBは3.0だし。今2.0。変換を使わねば。

 

どうしてここにも閲覧者が来てるか不思議。

jugemさんは機械的アクセスをとめるのでアクセス数が落ちるとありましたが半年以上更新しないブログに結構来てる。

これからは少しずつ復活予定。

メルマガも来月二回出します。

サイト掲載はページ化がいるので遅れますが。てっとりばやいフォーカシングを読みたかったらメルマガへどうぞ。

バックナンバーも見れます。

メーリングは登録者がいないので今度撤去します。

ピア・カウンセリングができればと思いましたが無駄の様なので。

ま。私もコツ忘れましたし。

太陽の娘もラスト近くです。

検索で読む方は読んでください。

あと一話ちゃうかったかな。

この掲載が終わったらページ化します。

素材サイトさんあるかな?

 

さすが西野カナさん。気分あがる。

これで徹夜?

寝たいよー。

三時には寝よ。

 

 

| - | 02:15 | comments(0) | - |

ヘブン・ロード〜ブルーローズ2〜 第五話 好きになっていいですか?

 

「明日だね」

 ルリがぽつんと言う。

「そだね」

 なれてきた言葉でセアラも答える。

「大丈夫かな〜。あたし」

 ベッドにごろんところがってルリが言う。

「あら。ルリらしくないわ。ルリならこう・・・どーんとつきすすんでねー」

「それはセアラでしょ」

 講義を進めていくうちになれたのかセアラはどんどん知識を吸収しだした。学内順位のトップ軍にいることは間違いない。それにひきかえルリはまったくだめだった。後ろから数えたほうが早い。いくら補習の手伝いをさせられたことか。

 くす、とセアラは笑う。

「明日成績がびりだったほうがランチをおごるってどう?」

 やる気を失っているルリに声をかける。その言葉で単純というか純粋なルリはすぐに元気になった。

「乗る。乗る乗る! あたしの大好きなBランチのためなら何でもするわ!」

 天井に向かってびしっと右手を伸ばしてルリが宣言する。元気いっぱいになったルリを見てセアラは微笑む。

「そうそう。その調子」

 そう言ってセアラは窓の片隅においてあるブルーローズの小さな鉢をそっと横目で見た。

 

 伯母様。あたくし、明日宇宙です。がんばります。

 

 ブルーローズに約束してセアラはベッドの中にもぐりこんだ。

 

 翌日、とうとう宇宙訓練がやってきた。パイロットコースにつき物の練習機への搭乗だ。そしてこの目でようやく宇宙をみるのだ。セアラは緊張していた。一方ルリは昨日のランチおごる発言で元気いっぱいだった。

 練習機、ライヘンへ乗る。

 搭乗すると同時に入り口がすっと降りる。中は一人きり。さまざまな計器がある。そのひとつひとつを確かめる。

 外にいるルークの声がヘッドホンから聞こえてくる。

「これから諸君は宇宙へ出る。だが、勝手に動かすな。定位置に収まるよう努力しろ。それでは第一班から投下はじめ!」

 数機のライヘンが投下される。

 さまざまな叫び声がヘッドホンから聞こえる。セアラの緊張はとどまることを知らない。

“教官〜。定まりません〜〜〜”

「気合で定めろ!」

 さまざまにうろうろとするライヘン。

“そんな〜〜〜”

 泣き言が一斉に始まる。それを無視してルークはまた掛け声をかける。

「第二班、投下!」

「きゃぁ〜〜〜!!」

 ルリの盛大な叫び声が聞こえてくる。ジェットコースターがまっすぐ降りていく感じだといえばいいだろうか。とてつもないスピードで落とされてセアラはぎゅっと目をつぶった。

「ステュアート。目を閉じていれば何も見えないぞ!」

 面白がっているような声でルークはセアラに声をかけた。

「わかってます!」

 セアラはそう言ってまぶたを開けた。ウィンドウには星々が写っている。

「きれい・・・」

 セアラはそう言って操縦かんから手を離してしまった。そして身を乗り出す。画面に写る世界を見ようと必死になる。それがあだになった。セアラのライヘンはいきなり猛スピードで宇宙を回り始めた。

「きゃぁ〜〜〜!!!」

 セアラは出さないと決めていた叫び声をあげる。そして知らず知らずのうちにタッチパネルを操作し始めていた。だが、それも逆効果になる。機体はみんながいる空間から飛び出て突き進んでいく。

「ステュアート。何をしている。早くとめろ」

 くそっと悪態をそっとついてルークはセアラの機体を止めようとした。だが、止まらない。

「お前、何をした!!」

 セアラにがなるが意味がない。セアラの機体は行くだけ行って停止した。

 燃料終わり・・・・。

「はぁ・・・」

 セアラは意地悪なルークのお仕置きに覚悟を決めてため息をついた。

 

「やった。やった。あたしの勝ちね。おばさーん。Bランチ!」

 食堂でルリは嬉々としてBランチを注文していた。

「あ、支払いはこの人もちで」

 ばしっとセアラの肩をたたく。

「もう・・・。調子いいんだから」

 セアラはそう言ってほんの少しほほを膨らませた。

「やるわね」

「きゃ」

「何も驚くことないでしょ。あたしも食べないといけないんだから」

 そこにいたのはモトコ・モーガンだった。

「さっそくやったわね。ルーク教官の制御プログラムを取り払うだなんて。なかなかできることではないわ。そうでないとあたしのライバルじゃないわね」

 そう言ってモトコはCランチを手にして立ち去った。

「なにあれ?」

 ルリがにらみながら言う。

「ライバル宣言。何回する気かしら?」

 セアラも困ったものだと肩をすくめる。そして適当にランチを選んでルリとテーブルに着く。そこにはケイティたちが待っていた。

「ぽんぽん飛んでいたわね」

 笑いをこらえながらケイティは言う。

「レディからぽんぽんに変えようか?」

 サイガが付け足す。

「どっちもお断りします。私はセ・ア・ラ」

 丁寧にも区切って発音するがみんなには意味はない。相変わらずレディと呼ばれるのだろう。

「モトコも大変ね。とび級だから同じ年のお友達もいないし。私たちのグループに入れてあげない?」

 一人食べているモトコをセアラは見つけた。さびしげな背中に何かわからないものがこみあげた。

「そうね。仲間に入ってくれるかわからないけれど声をかけるのはいいかと思うわ。ルリお願いね」

 そう言ってセアラはにっこり笑った。ここぞとばかりに効果的な華のある微笑だ。社交界を魅了したこの微笑を見るもの誰しもセアラのとりこになったものだ。ルリはしばらく思案していたがセアラが望んだこともあり、ルリは席を立ってモトコのところへ言った。内容は聞こえないがなにやらちゃんと話しているらしい。次第に二人とも険しい顔になっていく。あわててケイティが飛んでいく。

「この〜。陰険がきめ!」

「何よ。このぼんくら!」

「やめて。やめなさいよ。周りの人に迷惑よ」

 ケイティの言葉でなんとか二人は喧嘩をやめた。ルリがもどってくる。戻ってくるなりランチをばくばく平らげる。ケイティはしばらくモトコのところでなにやら話してから戻ってきた。

「モトコはどうしたの?」

「一人で十分だって。寂しいよね。そういうの」

 ケイティはそう言って飲み物に手を付けた。

 

 ライバルか・・・。程遠いんだけどな・・・。

 セアラは学園を出てまたムービングロードに乗っていた。そしていつしかあの青年に出会った。公園に来ていた。そこにはなんとあの青年、コールが待っていた。

「よかった。ずっと来ないかと思ったよ。あれから一日も出てこないから」

「あなたはずっと私を待っていたというの?」

 驚いてセアラは問いかけた。コールは顔を赤らめながらうなずく。

「これを渡したくて」

 コールの手のひらには小さな小箱があった。セアラはそれを受け取って中を開ける。

「ペンダントだわ。どうして私に?」

「この間・・・といっても大分前になるけれど君に怒られたから。何か悪いことしたんだと思って。お詫びにこれを・・・」

「前って・・・あれは私は気が立っていてそれでレディというのが一般的な女性への言葉だとは思わなくて・・・八つ当たりなのに」

「それでも受け取ってほしいんだ」

 はにかみながらコールは言う。

「ありがとう。いただくわ。これ今、つけてもいい?」

 セアラもはにかみながらコールに言う。コールはこくん、とうなずく。

 首につけられたペンダントは夕日の光を浴びてきらりと輝いた。

「綺麗・・・。ありがとう」

 恥じらいながら礼を言うセアラにコールはにっこりと微笑む。そして空を見上げる。

「綺麗な空ね。紅く染まって・・・。夕日って大好き」

「ボクもだよ・・・」

 コールもつぶやくように言う。二人でしばらく空を見上げている。しかし、いつしかコールは空を見上げているセアラの顔を見つめていた。ふっと視線を回すとコールが自分を見ている。セアラはどうしたのかといぶかしげな表情をした。

「何かついてますか?」

「いや、そうじゃなくて・・・」

「じゃぁ・・・?」

 コールは深呼吸を一回するとセアラの瞳をまっすぐ見た。

「いきなりなんだけど・・・好きになっていいですか? ボクの一目ぼれなんだ」

 セアラは驚きで瞳を大きくした。コールの誠実そうな顔をじっと見る。

「いろいろ問題あるかもしれませんよ? 私・・・」

「それでもいい。ボクは君がすきなんだ」

 コールの熱い想いにセアラはうなずいた。うれしかった。以前捨てられたときのことがよみがえる。だが、今度は違う。好きになってもらえたのだ。こんなにうれしいことはない。セアラもこんな誠実そうな人になら気持ちを預けてもいいと思った。

 静かな時間が過ぎる。

「だめ、かな?」

 コールの気弱な声にセアラはぶんぶん首を横に振った。

「ちがいます。うれしいんです。私、いろいろあって嫌われたから。好きになってもらいのうれしくて」

「じゃぁ、オーケーなんだ?」

 ええ、とセアラが答える。

「ありがとう。また明日、ここで会えるかな? そろそろ行かないと・・・仕事もあるし」

 名残惜しそうにコールが言う。

「毎日来ます。コールさんに会いに」

 顔をほてらせてセアラは言う。

「さんはよけいだよ。コールでいいよ。セアラ、って呼んでいいかい?」

「もちろん!」 

 セアラは抱きつきたいと思うほどだった。さすがに告白されたばかりで抱きつくほど度胸はないが。

「じゃ、また明日」

「ええ。明日」

 コールは公園の入り口で大きく手を振るとムービングロードに乗って去っていった。残ったセアラは胸にあるペンダントをおしあてて幸せな気持ちをかみ締めていた。

 

 ここに来てよかった・・・。

 

 まるであのブルーローズが幸せを運んできてくれたようにセアラには思えた。これでパイロットになれたら言うことはない。いろんな人とかかわって狭い世界から広大な世界へと出てきたセアラには今の生活が何よりも大切に思えた。

 これからコールとも思い出を作っていける。

 

「嬉しい・・・」

ぽつんと夕日が落ちた公園にセアラの言葉が落ちた。

| ヘブン・ロード | 02:00 | comments(0) | - |

半年ぶりです。暗いんで注意。

花蓮ちゃんが逝ってからここに来れませんでした。

当時はハムちゃんをまた飼うつもりでしたがあまりの短い最後に参って今は飼わないつもりでいます。

レジンの揮発性のものも毒ですし。

お魚さんで我慢します。

飼いだしたらきっと多頭飼するのでまたばたばた飼って泣いてと繰り返すでしょう。

時どき訓練しているところの昼休みに思い出して泣いてしまいます。

今までのハムちゃん幸せだったのでしょうか。

ずいぶんひどいことをしてきたのではと今もつらいです。

猫の時はならなかったペットロスに落ちてます。

ブルーローズ2は明日というか今日余裕があれば更新します。第五話ですね。

長いのでたまに見てやってください。

 

今面接を控えています。詳しいことは書けませんがそれで忙しいです。

履歴書を書くのに苦戦。

やっと納得のいくものが欠けて明日写真撮りに行きます。

推薦状と手帳のコピーがそろったらだしに行きます。

郵送でもいいそうですがやはり手で渡した方がいいと思うので。

でも定員に満たしていたら締め切るらしいので怖いです。

毎晩採用の封筒を受け取ってケース担当に連絡するイメージトレーニングをしています。

今日も開眼と書いてあるご朱印いただきました。

才能が花開いて無事採用となるよういのってます。

 

実技試験もあるので。

 

弱気になってしまいます。

花蓮ちゃんの名を見ると。

悲しくてつらいです。

画像を印刷してぷら版でポシェットにつけてましたがいつしか落ちてしまいまた作りたいのですがなんとなく後回しです。

最近ハムちゃんで泣くことが増えてきて。

ゆいのときがすごくつらくて。あと二代目藤間君と。

花蓮ちゃんも目に焼き付いてます。

あの帰ってきたときに見た花蓮ちゃんの無念の前を見れなかった姿を。

もうちょっとで振り返れるというところでこときれてました。

必死で上ったのにね。

そばにいてあげたかった。

ごめんねとしか言えません。

だからもうハムちゃんは飼いません。

こんな悲しいこと続けられません。

こんな向いてない飼い主に飼われるのはふびんです。

飼いたいけど無理です。二年は短い。

二年たったらあっという間になくなってゆく。

つらいです。今も。

うさぎ考えてますが匂いとかゲージの置き場を考えると難しいかな。

やはりレジンも向いてないし。

レジンは四月以降どうするかは考えていませんが買ってくれる方がいるのでしばらくは続けます。

魚さんももう増やさずこのまま命が尽きるのを待ちます。

ペットほしいけどケアがかかる。その責任を負えません。

しっかりおえるようになるまでは飼いません。

 

ペットロスってきついですね。

 

弱気になってます。

ハムちゃんを思い出すたびにこうなります。

新しい未来へ向かって向かわないといけないけど過去を引きずってしまいます。

いろいろしたいけど体と頭がついてきません。

禁断のオマージュ第三部手を付けましたがこの一話だけかも。

設定くらねば。

執筆で気がまぎれたらいいな。

 

オマージュリンク張りましたかねぇ。

あまり見栄えよくないのでお勧めしません。

トルーパー異端ものでよければお立ち寄りください。

新井素子さんのオマージュのページもありすが手が止まってます。

第一部までは完結してますがその後がわかりません。

三十年前の作品なので。

共著でしてその方とは仲たがいしてしまいました。

中高と仲の良い方は今はいません。大学とかネットで知り合った方と年賀状送るぐらいです。

友達ゼロ。でもSNSでむやみにうわっつらの付き合いをする怖さを知ってるのでネットでもあまりお友達は作らないです。

特に年下とは。それで病気になったので。気ちがいと言われました。

絶縁を申し出たらなんでとまで言われました。セアラをけちょんけちょんに切ったので私もくるってしまいました。

ブルーローズ1のシンディのことです。

人格破壊されました。人生壊されました。障害者にさせられました。

もうもどらない普通の人生。返してほしい。謝ってほしい。

ここで言ってても分からないでしょうが。

この気持ちがある限り病気治りません。

発達障害もあるので治らないのですがね。もはや。

ほんと時々思い出してなんとかいいたいと思います。

相手は今頃幸せな人生送ってるはずで私が人生を壊されたことは知らないのですから。

一生恨むと思います。

その当時のハンドルをだしてもいいですが問題になってはいけないので伏せます。

心当たりがある人が連絡くれたらまだましなほうだし。当時のハンドルは捨てましたから。

占いで今のハンドルになってるので。

 

すみません。恨み節で。

 

つい夜中の感傷に浸ってしまいました。

とりあえずブルーローズ2をお昼に載せて寝ます。

 

これで久しぶりのくらーいブログ終わります。

 

起きて大丈夫だったらまた来ますね。

| おふ | 01:17 | comments(0) | - |

花蓮ちゃん虹の橋を渡りました

先月26日に花蓮ちゃん虹の橋を渡りました。

数日前から天空ルームに上っては滑り落ちてまたのぼってまっすぐ前を見るという行動をしておりました。

訓練のため一日目しかそばにいられませんでした。26日お昼休みに父から電話で亡くなったことを知りました。

 

帰ってきたら天空ルームに上った姿で亡くなっていました。

死に場所を選んでいたようです。

でもトンネルにはまっすぐいけず振り返ることもできずなくなってました。

 

花蓮ちゃんは秀ちゃんが虹の橋を渡ってから三か月ずっと一緒でした。

最後のハムちゃんでした。

花蓮ちゃんの肺炎などの騒ぎからろくに面倒を見てやれずお金の少なさからろくな治療もできず自分の範囲外と痛感しました。

いずれ就労してもっとハムちゃんにお金が使えるならまた飼います。

名まえの候補はあるので。

 

今は魚さんとレジンです。

ゲージおいておくつもりが父が何を間違ったのかばきりと折ってしまいゴミになってしまいました。

 

いずれ衣装ケースかルックルックを買ってみたいです。

グッズは山ほど残っているのでこれも捨ててしまえばよいのでしょうがなんとなくおいてます。

 

花蓮ちゃんの最後のメッセージ。前を向けというメッセージで実習の面接を受けることになってますがよくわかりません。

ケース担当が話してくれないので。

 

今日はついに量が肩が激痛でおまけに熱もあり訓練休みました。

痛いけど寝ていてもしんどく風呂を久しぶりに書いてます。

 

ここの所落雷でなかなかパソコン開けずにいました。

友人が落雷でテレビやらいろいろ子壊れたのを知っていて雷なるたびに電源切ってました。

またレジンができるようになればまたそちらに行くでしょうがしばらくブログです。

メルマガも出さないと。

 

本ブログはだれが見てるかわからないのでしばらく元気になるまで書けません。

サムライ途中まで下書きしたのですがいいところでストップしてます。

書いている余裕がなくて。

 

パソコンのキー叩くのも痛いのですよ。

 

四十肩ですかね。

 

ああ。液買いたい。

| - | 13:18 | comments(0) | - |

フォーカシング記事別ブログで書き込みしました。

さきほどrosegardenの下の階層に設けたいろいろありブログにフォーカシング記事載せました。

書いていたら勝手にフォーカシングになって終わりました。

先生に読んでもらう予定です。

たまにそちらに一人フォーカシングの記事載せます。

大丈夫だったらメルマガの号外で送ります。

メルマガ登録してくだされば読めます。

今のところ下の階層のサイトは秘密です。

もっとコンテンツが増えたらいずれリンク載せますね。

 

まだバナーもないので。

ちまちま暇を見つけて作ってるので。

創作もブログに載せてますがページもつくり中です。

 

 

今日はハムちゃんのプレ誕生日祝いしました。

ケーキの入手が今日ぐらいしかないので。

たまたま母が明日誕生日なので休みの今日お祝いしてケーキ食べたのでケーキの画像と花蓮ちゃんの画像をいじってのせました。

フェイスブックとシンプログにあります。

スマホにも画像あるのかな?

コラージュしたわけでないので。ブログの昨日で画像二枚載せただけなのであとで見てみます。

ギャラリーを。

 

ブルーローズ2も載せたいところですが今日は余裕がありません。

ちょっくらヤバい状態ですので。

一応解決はしましたが本題は15日にならないとわからないので。

 

しかしカウンセリングの先生がコピーライターとはプロに創作渡してたとは・・・はずい。

フェイスブックにでてたのでみてみたら驚きの経歴が・・・。

 

一応友達申請してますがむりかも。

インスタはいいらしいですが。

 

まま守秘義務ということもあるのでしかたないかな?

 

変に感情移入しちゃいけませんから。

 

また愚痴だけ言って帰るような気もあるんですがかなりヤバい事情があるのでそれの解決策を考えねば。

いろいろ動いておりまする。

 

まま。創作は明日時間に余裕があれば載せに来ます。お待ちあれ。

| - | 21:52 | comments(0) | - |

ヘブン・ロード〜ブルーローズ2〜 第四話 乗ります

 

 

ルリは手際よく仲間に連絡を取った。

すぐに数人の女の子たちが入ってきた。皆かわいらしいパジャマ姿だ。手に何か持っている。お菓子だ。

 ルリは手早く皿を出してくると皆、そこへお菓子を差し出した。

「差し入れご苦労。では我々のプリンセス、セアラ姫をご紹介しよう」

 ルリはお茶目に言うとセアラを差し出した。

 おおーとどよめきが上がる。その中にひとつちょっとしわがれた声が混じっているのにルリは気づいた。

「ちょっと、誰? 今男の子の声がしたでしょう?」

 ルリは仁王立ちになって詰問する。

 ぐるっとにらみを効かせると赤い髪のショートカットの子がみつあみの女の子の背中に隠れている。

「ここは男子禁制。でていくべし!」

 びしぃぃっっとルリはその男子に言い渡した。そこへみつあみの女の子が付け足す。

「私の兄、サイガなの。別に変な気を起こすわけじゃないから仲間に入れて。普段は弱い兄なのよ」

 懇願されてルリは考える。

「ルリ。遊ぶぐらいはいいんじゃない? やっぱり友達って大切だから」

 セアラが助け舟を出す。

「セアラがいいっていうんならいいけれどね」

 ふぅ、とルリはため息をつく。

「じゃ、各自用意はいい?」

 ルリがみなを見回す。

 こくり、とセアラ以外はうなずいた。

 セアラは何が起こるかわからない。

「レディ・ゴー!」

 言うや否や皆持参したまくらをなげあう。

 きゃっ、とセアラが声を上げる。

「何? 何してるの?」

 セアラはびゅんびゅん飛び交う枕をよけながらルリにたずねる。

「何って枕投げじゃない。知らないの? パジャマパーティの大イベントよ」

「そんなこと聞いていない〜っ!」

「今、聞いたからいいでしょ。ほらセアラもなげて」

 ルリから枕を受け取る。セアラはややかげんしてまくらをなげた。ぽむ、という音と共にサイガにあたる。

「きゃぁ。大丈夫? 怪我しなかった?」

「大丈夫。セアラって優しいんだね」

 サイガがにかっと白い歯を見せて笑う。

「こら。我らが姫君に手を出すな」

 ルリがサイガからセアラをはがす。

「寝るときは帰るからさ〜。セアラを貸して」

 ハートマークがついているように言ったサイガだが、ルリ以下女子の総攻撃にあってあえなくそのまま場外退場となったのであった。

 

「ルリ、急ぐわよっ」

 セアラは低血圧のルリをたたき起こした。パジャマパーティにきていた女の子たちはさっさと用意して出て行っている。ぎりぎりになってセアラも起きたのだ。時計を見て驚きルリをたたき起こしたのだった。もう少ししたら点呼が始まる。これから宇宙艦に乗る実習が待っているのだ。宇宙スーツに着替えてルリを引っ張っていかねばならない。宇宙艦内では常に通常の生活がコロニーと同じほどできるが生徒たちは念のためにスーツを身に着けていくのだ。動きにくいとルリはぶつぶつ言って着替えた。セアラは手馴れたものでささっと用意を済ませてしまう。

 ルリを引っ張っていった時にはすでに点呼が始まっていた。

「ルリ・サナダ、セアラ・ステュアート。また遅刻したな。講義より戻ったら厳罰に処すから心しているように」

「はい」

 セアラは鉄壁の心で返事しながらもルリを一にらみした。ルリの首が短くなる。

「悪かった。お昼の定食で手を打たせて」

「しかたないわね」

 小声で話しているとさらにルークから叱責が飛ぶ。これ以上罰が増えては大変だ。二人はすぐにいつもの列に並んだ。

「これから諸君は宇宙艦シャル号に乗る。むやみに機器に手を触れないように。指示があるまで動くな」

 はい、と大勢の声がいっせいにはもる。

 学園生活の要は集団生活の基礎にある。セアラもルリもそのことは重々承知していた。ただ時々たがが外れるのだ。というか二人が規格外なのだろう。今ならできることとしたいことは違うといったシンディの言葉がわかるような気がするとセアラは思っていた。しかし星をこの目で見るまではがんばろう、そうセアラは自分を叱咤していた。

 シャルに乗り込む。そしていつもは入れないブリッジに生徒たちは立った。歓声がわきあがる。あこがれの艦長席があるブリッジだ。普段民間人はここへは立ちいれない。

「これから数班にわけて機器の説明を受けていく。みな、わからないことがあれば担当のものによく聞くように」

 はーいとまた合唱がありルリとセアラは一緒の班で回ることになった。指導員はなんと公園であったあの青年だった。

「やぁ」

 青年は親しげに声をかける。

「こ、こんにちは」

 上ずった声でセアラは答える。自分を内面叱咤しても顔が赤くなり一気に周りの空気が熱くなった気がした。

「ボクはコール・アーヴィング。これから機器の説明を始めるよ」

 コールはまず速度計から説明を始めた。流れるような説明にルリは必死になってメモを取りながら応対していくがセアラはメモを取らなかった。なぜならそれは見慣れたものだったからだ。蛙の子は蛙の子。そういわれても仕方ない面があることにセアラは今ごろ気づいた。民間人の入れないところにセアラは幼い頃からシンディ伯母の計らいで遊び場にしていたのだ。見慣れた機器類に関しては周りの人間より数倍知っていた。まぁ、動いている宇宙艦で遊ばせてもらったわけではない。宇宙ポートに止まっている宇宙艦に乗せてもらってはいとこのエセルバートやアリサたちと遊んでいたのだ。伯父に当たるヴァクス艦長が丁寧に機器類を説明してくれたことを思い出す。

「さすがはヴァクス艦長の姪だな」

 はっと後ろを振り向くと口元をゆがめたルークがいた。

「メモを取らずに覚えられるとはな・・・。いやもうすでに知っているのだろう。この講義は無駄だったな」

「そんなことありません! そんなこと・・・」

 セアラは抗議したくても抗議できなかった。声が小さくなって消えて行く。すでに自分だけは今回の講義に関してずるをしているようなものだからだ。セアラとルークのやり取りは周りの班には聞かれていなかったが、二人の間にできている緊張の糸がルリたちには見えていた。

「18で軍人学校に入学。遅れてきたのに遅れてないのはどうしてかしらね。あなたはこの中では私の次に優秀みたいね」

 ひょこっとルークの後ろから出てきたモトコが顔を出す。

「モトコ・・・さん」

「驚かないでよ。私は優秀だから全部見終わったの。あなたたちの班は遅れているみたいね」

「モトコ・モーガン。班へ戻るように」

 ルークがたしなめるとモトコはあっかんベーをして自分の班に戻っていった。

「相変わらず、どうしてセアラをライバル視するのかしらねー。本当はぽやぽやしたお嬢様なのにね」

 ルリがくすり、と笑う。

「ぽやぽやとは失礼ね」

「じゃ、せかせかしている方があってる?」

 それはどっちだろう?

 セアラが考え込む間にコールは次の計器の説明に移った。いつしかルークも姿を消していた。不愉快な人。どうして私をいやな目で見るのかしら? 18で入るってそんなにだめなのかしら。

「セアラ・・・。セアラっ」

 ルリの声ではっと我に返る。

「ちゃんと説明聞いてよ。あとでまた教えてもらわないといけないんだから」

「はいはい」

セアラはそう言ってまたコールの説明に耳を傾けた。

 

 長い計器の説明を終えてルリ達はだれていた。もう考えたくない、といったところであろうか。一方、セアラはなんともなかった。計器の説明のあとは自由時間だった。みな、興味のある機器をさわったりしている。むやみに触るなといわれているが動かすな、という意味であって触れるぐらいは大丈夫らしい。が、セアラの班はダウンしていた。コールは馬鹿丁寧に説明し膨大な情報量が彼女たちに襲い掛かったのである。頭の中は飽和状態だった。この間のパジャマパーティで知り合ったケイティもルリと愚痴をこぼしていた。ケイティは双子の兄がいる。サイガである。彼は別の班で操縦かんをいじっていた。さすがは男の子である。操縦するということに夢があるらしい。セアラは慣れきった宇宙艦の中なのでなにも特別興味を引いたわけでもないし、ばてているわけでもなかった。ふっと体を預けボタンがぽちっと押された。そこから声が聞こえてきた。

“こんにちは。レディ・セアラ”

 きゃっとセアラは驚いたがすぐに冷静になった。

「ごめんなさい。AIにつながってしまったのね」

 あわててスイッチを探そうとするセアラをAIベティはとめた。

“私はベティです。よろしく。レディ・セアラ”

 ふぅとセアラはため息をつく。

「私には称号はなしでいいわよ」

“いえ、これは仲間内での決まりごとですから”

 苦笑したようなAIの声が聞こえてくる。

 そういえば、と思い出す。おもちゃにしていた宇宙艦のAIはいつも「レディ・セアラ」と呼んでいた。AIの知識はすべてつながっているらしい。恐ろしいことだ。いつの日かAIに世界はのっとられるのではないだろうか、そういうことをセアラは考える。

「仕方ないわね。昔のことを出されては。それじゃぁ、ひまだからおしゃべりに付き合ってくれる? この子はキャリーよ。私のAI」

 そう言ってセアラはそっとわからぬようにキャリーの端末をひらいた。

“よろしくキャリー”

“よろしく、ベティ”

 AI同士で会話が始まるかと思いきやベティはセアラに興味を持っているようだった。知っていることを話し始める。あわててそれをとめようとしたが止まらない。しかたなく矛先を変えるようにした。

「ねぇ、ここのプログラムってどうなっているの? 教えて」

“昔話はお嫌ですか。ならばこの最新鋭の私たちのことをお話しましょう”

 ベティはそう言ってこのシェル号の特徴を話し出した。ほっとしてセアラは聞こうとする。そして話はプログラムの組み方に移ってセアラはいつしかキャリーをもとにプログラミングする方法を学び始めていた。そんなセアラの背中を面白くなさそうにルークは見ていた。

成績は常に優。性格も悪くない。貴族にあるようなおごり高ぶった感じもない。むしろそれを嫌っている。総合的には悪くない。だが、ほかの生徒のように放っておけばいいのに気がいってしまうのだ。なぜだかわからないが。それゆえルークはこの面倒な気持ちをもてあまし結局セアラとルリに八つ当たりしていたのだった。ルリにはやっかいな役回りである。

 やがて時間が来た。動いている宇宙艦にはまだ乗れない。自分の練習機さえろくにあつかえないのだ。動いている宇宙艦などという大層なものに触らせるほど学校も馬鹿ではない。人の命を守っているのだから。

 生徒たちはまたセカンドムーンに戻る。ルリとセアラにはレーザーのレンズ磨きが待っていた。

| ヘブン・ロード | 22:49 | comments(0) | - |

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